- 7スズキ豊川工場再編計画見直し
- スズキは、二輪車の国内唯一の完成車組立拠点である豊川工場(愛知県豊川市)も再編計画を抜本的に見直すことを決めた。需要が極度に低迷しているためで、鈴木修会長兼社長は「ことし中に(改めて再編の)方針を決定する」としている。 同社は、豊川工場の敷地約187000平方メートルのうち約53000平方メートル市に市民病院用地として売却するのを機に工場建て替えなどを検討してきた。当初計画では、現行と同じく6つのラインを設け年間50万台規模の生産に対応するよう、設計図も出来ていた。見直しでは、大型バイクの生産規模を年間約20万台前後に縮小。スクーターは中国に建設する新工場や台湾からの輸入に切り替える方向。